健康寿命を延ばすために


平均寿命と健康寿命

 

厚生労働省の最新データ(平成25年)によると日本人の平均寿命は男性80.21歳、女性86.61歳。

これに対して健康寿命はというと男性71.19歳、女性74.21歳と男性では9.02年、女性に至っては12.40年も日常生活に何らかの支障がある状態で生活しているという事になります。

 

 

 

 

 

また平均寿命と健康寿命の推移を見てみても、平成22年と平成25年の平均寿命を比べると男性は0.66歳、女性では0.31歳延びているのに対して健康寿命の延びは男性で0.77歳、女性では0.59歳の伸びとなっており、若干健康寿命は延びたものの生活に何らかの支障がある期間が9〜12年余りあることに大きな差異はありません。

 

 

 

 

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とロコモティブシンドローム(運動器症候群)

2008年から特定検診制度が始まったことで一気に認知度が上がったメタボリックシンドロームに対して、実はそれよりも早い2007年に提唱されたロコモティブシンドロームについては未だにあまり認知されていません。メタボリックシンドロームは食生活の乱れが主な原因となって脂質や糖質の代謝異常を起こし、脳血管疾患や心疾患のリスクが高まります。一方、ロコモティブシンドロームは日常の運動不足が主な原因となって起こる筋力やバランス能力の低下という主に運動機能が低下して起こる転倒や変形性関節症、骨粗鬆症のリスクが高まります。

 

 

サルコペニア肥満はメタボリックシンドロームよりも怖い!?

あまり見慣れない名称かもしれませんが、実はメタボリックシンドロームよりも危険だと言われている肥満のタイプで現在40歳以上の4人に1人がサルコペニア肥満もしくは予備軍だと言われています。

単に内臓脂肪が増えるだけのメタボリックシンドロームとは違い、普段の運動不足などによって筋肉が減少し、進行するとその細くなった筋肉にまで脂肪が入り込んでしまう状態になります。メタボリックシンドロームとの決定的な違いは体重増加がほとんど見られないため、隠れ肥満とも呼ばれています。さらにサルコペニア肥満の人は足の筋肉の減少から転びやすくなり、高齢になった時にはその転倒から寝たきりになるリスクも非常に高くなると言われています。

 

 

筋肉は何歳からでも鍛えることが出来ます!

当協会では各種セミナーや健康相談会において、食事指導だけでなく各自の体力、生活習慣に合わせた運動指導も行っております。