ロコモティブシンドローム


2017年はロコモティブシンドロームが提唱されて10年という節目の年です。

2007年に日本整形外科学会により提唱された概念が「ロコモティブシンドローム」。

メタボリックシンドローム(メタボ)に倣って「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」と名付けられました。

しかしその認知度はというと、今では肥満の代名詞のように使われている「メタボ」に対して、非常に低く当初80%の認知度を目指していたものの未だ40%前後に留まっています。

 

ロコモティブシンドロームとは

運動器症候群とも呼ばれるように、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板のいずれか、または複数に支障が起こり立ったり歩いたりする機能に支障が起こることを指します。

 

メタボより怖い!?

ロコモティブシンドロームは運動器の障害により、転びやすくなったり骨がもろくなることで、骨折からの寝たきりそして認知症の発症など、ちょっとした日常の怪我からわずか数週間で日常生活が困難になってしまう可能性も否めません。

 

日頃の運動習慣で健康寿命を延ばしましょう!

ロコモティブシンドロームは日常のウォーキングやスクワットなど、運動習慣を身につける事で、予防が可能です。気温が下がり体を動かすとポカポカ温まって心地よい季節になりました。

ウォーキング、スクワットだけでなく、ラジオ体操も真剣に取組めば前進の筋肉を動かすことが出来る手軽な体操なので日々の生活習慣に是非取り入れてみてはいかがでしょうか?